Skype for Businessのアドオンライセンスで利用できる機能とは?

Skype for Business

Skype for Businessはアドオンライセンスを購入することで、いくつかの機能を追加することが可能です。アドオンライセンスとして用意されている機能は、一般の電話回線への発信・着信が行えるPSTN通話、Skype for Business会議に電話回線を使って音声だけで参加できるPSTN会議などがあります。では、これらの機能は日本でも利用できるのでしょうか? 今回は、Skype for Businessのアドオンライセンスのうち、日本で利用できる機能について紹介します。

Skype for Businessのアドオンライセンスとは?

Skype for Businessは単体でも多くの機能を有していますが、アドオンライセンスを購入して、さらに便利な機能を追加することも可能です。現在、Skype for Business向けに提供されている主なアドオンライセンスは、以下のようなものがあります。

1.PSTN通話の電話サービス

PSTNとはPublic Switched Telephone Networksの略称で、一般の加入電話回線ネットワークのことです。後ほど説明する「クラウドPBX」と組み合わせることで、電話回線に対する外線の発信、外線からの着信が可能となる機能です。

2.PSTN 会議(ダイヤルイン会議)

Skype for Businessで行われる会議に、電話回線から音声だけで参加することを可能にする機能です。

3.クラウドPBX

Office 365のホスト型電話サービスです。インターネットを経由した通話の発信と受信、通話の転送、ミュート(ミュートの解除)などをSkype for Businessで行えるようになる機能です。

PSTN通話を利用することのメリット

PSTN通話のアドオンライセンスを購入すると、利用ユーザー全員に個別の電話番号が与えられ、Skype for Business同士以外でも通話の発着信が可能になります。PSTN通話は公衆回線網を使用するため、ネット回線が不安定な場所であっても安定した音質で通話ができるというメリットがあります。また、クラウドPBXと組み合わせることで、Skype for Businessと外線を統合し、一元管理することが可能になります。これによりSkype for Businessのインターフェイスからすべての通話操作を行えるようになります。これも大きなメリットのひとつです。

PSTN通話の日本での利用は?

ビジネスにおいても非常に便利な機能となるPSTN通話ですが、残念ながら2017年9月現在、日本で利用することはできません。現在このPSTN通話が利用できるのは、アメリカ、イギリス、スペイン、オランダなどの一部の国のみとなっています。

PSTN会議とはどういったものか?日本での利用は?
続いては、PSTN会議について説明します。こちらのアドオンライセンスは日本でも利用可能です。PSTN会議はOffice 365 E5であれば標準機能として含まれています。Office 365 E1,E3は追加料金を支払うことで利用することができます。

PSTN会議はSkype for Businessのアプリがなくても、固定電話や携帯電話を使って「音声だけで会議に参加できる機能」です。利用方法も簡単で、招待者から送られる電話番号に電話をかけるだけでPSTN会議に参加できます。

PSTN電話と同様に、公衆電話網を経由するため、安定した音質で通話できるのも魅力です。いつでも、どこでも、電話さえあれば、すぐに会議に参加できるのがPSTN会議の最大のメリットです。音声のみでの参加になりますが、その場にパソコンがあれば、パソコンで資料を共有、確認しながら電話で会議に参加する、といった使い方も可能です。

固定電話の場合、3分8円の通話料(従量制)が必要になりますが、電話会議自体の利用料は定額のため、電話会議にかかるコストを軽減できるのもメリットのひとつです。

アドオンライセンスの購入は「日本でも使えるか?」のチェックを忘れずに

Skype for Businessは、アドオンライセンスを追加することで、いくつかの機能を追加できます。ただし、必ずしもすべての機能を日本で使えるとは限りません。また、契約するOffice365のプランによっても「使える機能」が異なります。アドオンライセンスを導入する際は、「使える機能」と「使えない機能」をよく確認し、自身の業務内容にあったアドオンライセンスを購入することが、Skype for Businessを効果的に活用するポイントとなります。

参考: